MEMORY メモリー

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青木勝實会長を偲ぶ

Since 1940-2020

創業者 青木勝實の軌跡

創業者 青木勝實の軌跡

昭和15年4月19日〜令和3年1月6日。
第二次世界大戦のさなか荒川区荒川にて青木家長男として産声をあげる。以来荒川区で育ち、15歳で父が営む家業を立て直し、実質現在の株式会社熊乃前鋼材創業者として、65年もの長い間現役として従事した。会社がここまでになるには多くの語りつくせぬ苦労があり、悔しい思いも多々あったという。どんな難題も持ち前のパワーで乗り越え、決して弱音を吐くことはなかった。自分には学はないが、商売に対する情熱は誰にも負けないと、配達から事務作業までなんでもこなした。生粋の江戸っ子で「商いは飽きない」が信条。「会社を頼むぞ」の言葉を残し81歳の生涯を閉じる。強運の持ち主で家族と社員のために生きた人だった。

これまでの歩み

これまでの歩み

荒川区東尾久2丁目にて創業。リヤカーを引きながら一般鋼材販売を始める。その後、念願であったトラックの購入も実現。社名を有限会社熊乃前鋼材商店と称し、従業員は近親者数人、手狭な場所での作業は朝早くから夜遅くまで続いた。後に足立区椿に移転し業績をアップさせる。従業員も増え、埼玉県八潮市に工場を設立、加工部門が始動(現 生産管理部)。2018年に社長交代し、八潮市西袋(現 プロフィットセンター)に全部門を集結させる。

目配り気配りできる人間になれ!

目配り気配りできる人間になれ!

常に口にしていた言葉である。従業員への声かけ、お客さま対応などをきめ細かく行い、まさに「目配り気配り」を体現していた。だからこそ、社員からもお客さまからも大きな信頼を得ていたといえる。半面、「なんだ バカヤロウ!」が口癖で気風のいい下町のおじさんそのものだった。またそれが、親近感を抱かせ、悩み事の相談を受けるなどとても頼りにされていた。愛と人情にあふれ、大きな深い心で周囲を包み込んでいる人だった。

好きな言葉は「愛」。従業員は宝だ。

好きな言葉は「愛」。従業員は宝だ。

大きな「愛」で私たちを包み込んでくれ、時には厳しく叱ってくれた。人としての心から常識、商売の掟など様々なことを教えてくれた。昭和のいい時代も、近年の厳しい時代も冷静に判断し、決しておごらず、一歩一歩着実に歩んできたことが今につながっている。
「従業員は宝だ。」そんな言葉から、人材の大切さを学び、一丸となれたことに感謝し、熊乃前鋼材の明るい未来のためにバトンをつないでいきたい。

株式会社熊乃前鋼材

本社

〒116-0012
東京都荒川区東尾久2-44-10

[代表] TEL.03-3895-1562
FAX.03-3819-1562

プロフィットセンター

〒340-0833 埼玉県八潮市西袋13-1

[営業部] TEL.048-920-0101
FAX.048-920-0102
[生産管理部] TEL.048-924-2270
FAX.048-927-5856